たのはしです。ランニング、ジョギングを始めたい方、始めてまもない方へ。
どのように続けていくのか、悩んでいませんか。
どうせ、三日坊主で終わってしまうかもしれない…
なんて、思っているかもしれません。
実は心がけ次第で継続することができます。
なぜなら、あなたが思っているほど「走ること」は、つらいことではないからです。
私は、20年以上楽しく走り続けています。
そして、陸上競技コーチの資格も所有し、スポーツをいかに生涯楽しく続けていけるか考え続けています。
この記事を読むと、走ることへのイメージが変わります。
そして、いままで知ることのなかった「走ること」の魅力を感じることができます。
あなたが、一生楽しく走り続けて、充実した人生を送ることを願っています。
(魂を込めて書いたので、長文になりました!)
楽しく走るためのコツをたっぷりお伝えします
私が走り始めたきっかけ
1997年だったかな。
友達に何か用があって夜の9時ごろに電話した。
すると、奥さんが出て「今、走りにいっています。」との返事。
「あいつ、なかなかやるな。」
当時私は、体重65キロでいつもなんとなく体がだるい。
朝も起きられない。
中性脂肪も多い。
コレステロールも多いγ-GTP値も高い。
妻に「あなたもやったら?」と言われ、その週末早速走りにでかける。
当時の私は、走り方など全く知らない。
とりあえず、ダーッと走ったら200メートルで息が切れて歩くはめに。
また、少し走って歩く。この繰り返し。
そのうち、速く走るのが馬鹿らしくなり、だらだらJOG。
海が見える公園を1周して帰ってきた。帰り道は完全に歩きだった。
なぜか、その晩の夕食がやけにうまい。
翌日、筋肉痛になったが気分がさっぱりして肩こりも少しとれている。
「走ると体調がいい!」となんとなく感じ始めて、月に3〜4回週末に走るようになった。
公園の周回約4キロ。
いつも同じコースを走った。
なぜか、タイムを計りたくなるのは、やっぱり私が日本人だからかな〜。
キッチンタイマーをポケットにいれて走る休日が続いた。
その年の11月。
母親に誘われて地元のマラソン大会の3キロの部に出場。
「最初の100メートルだけ、トップになろう。」と目標を決めたが、とんでもなかった。
スピードが全然違う。
たしか、結果は、60人中、55番ぐらいだったと思う。
タイムは16分ぐらいかかった。
その頃の体重は62キロだった。
(現在は52キロです。)
本格的に走るきっかけになったのは、「ランナーズ」という雑誌。
「もう少しジョギングを頑張ってみるか。」と、何の気なしに本屋に入って買った本が「ランナーズ」。
この本を読んで、目からうろこが落ちた。
全国各地で、ものすごい数のマラソン大会が毎週開催されているではないか!
「試しに出てみるか。」と申し込んだのが、その年の2月下旬「城南ジョギング大会」(大井埠頭)10キロの部だった。
雪の中58分で無事完走。
3月の戸田マラソン(ハーフの部)は雪で中止。
4月は山梨の桃源郷マラソン(20キロ)、かすみがうらマラソン(16キロ)に出場。
そして5月は、初フルの東京荒川を5時間11分で完走。
その後も、元気に走り続け現在にいたる、というわけなのです。
なぜ、ジョギングが趣味としていいのか?
1、お金がかからない
シューズだけは、1万円ぐらいのものが必要だがその他は、こだわらなければなんでもOK。
大会の出場料は、5000円が相場。
参加賞でTシャツ、タオルなどがもらえる。
足代を考慮してもゴルフと比べて、格安。
2、一人でできる
「メンバーが足りない。誘われたからやらざるを得ない。」
といった、わずらわしさがない。
また、マージャンのように4人集まるまで、待機する必要もない。
3、いつでも、どこでもできる
「旅行にいくから、出張にいくから、出来ない。」ということがない。
外へ出ればとりあえず、走れる。
多少の雨なら気にしなければ、走れる。
気になる人は、海パン一丁で走ればどんなにぬれても気にならない。
(たぶん通報されます。)
4、年老いてもできる
これは、とても重要。
人生が充実すること、間違いなし。
継続的に、楽しく走る秘訣は4つ!
1、いやな時は、走らない。
(これは、走ることの楽しさを知っている人に限る)
「週に何回走る。何キロ走る。」と決めない。
走りたい時に走れるだけ走る。
心の余裕が、長続きさせてくれる。
また、ひざ、足首などが痛い時には走らない。
ジョギングを「始めた」とか「続ける、やめる」という意識は持たない方がいい。
単純に「走りたいから、走る」と考えて、たとえ1ヶ月走らなくても、また走りたいという気持ちになればいいと思う。
2、ゆっくり走る
最初はとにかく、ゆっくり走ること。
「ゆっくり」とは、おしゃべりしながら走れるぐらいのスピード。
自然を感じながら、いろんなをことをボーっと考えながら走るのは、とっても楽しい。
「ゆっくり走る」ことでしか、本当の「走る楽しさ」は得られないと思う。
3、走るのに最適なコースを探す
「俺の家は、都心だからそんなところないよ」という人、絶対あるよ。
大きい公園の周回、海沿い、川沿いの道。
信号ができるだけない場所を探してね。
4、レースに出る
ある程度、走る楽しさを知った人は、レースに出ることを勧める。
たまには、緊張感のあるところで走るといいよ。
普段の走りにゲーム的要素を与えるのが目的。
走りたくない人へ、走るきっかけがほしい人へ
1、走る時間がないという人へ
これは、絶対に違います。
必ずあります。
少なくとも週に1回1〜2時間はとれるはずです。
例えば、日曜日の朝10時頃目ざめて、なんとなくスマホいじって、昼飯たっぷり食べてまたスマホ。
今度はテレビでお馬さん見てたら、いつに間にか居眠りして、はっと気づくと画面はいつの間に「サザエさん」になってる。
「パパ!夕飯よ!!」とママの声。そして、風呂にはいって、飲んで寝る。
こんな感じで、過ごしてない?
2、走る気がないから、走らない人へ
いろいろと、偉そうに書いてきましたが、ここが最も重要なポイントだと思います。
「走る楽しさ」を1度知った人は、継続的に走ることができます。
でも、その楽しさは「走ること」でしか、体感、習得できないのです。
ジョギングは、ストレスを取り除くための方法として最高です。
私自身も、仕事で疲れていたり、ストレスがたまっている時に1時間ぐらい走ると、うそのようにすっきりします。
体中の悪い要素がジワーッと汗とともに溶けていく感じです。
これは、自分でも本当に不思議です。
こういう感覚を経験しているので「喉が渇いたから、水を飲む」「おなかが空いたから、飯を食う」のと似たような気持ちで、「疲れているから、走り出す」ことが自然にできるのです。
だから、走る気がおこらない人は、どうぞ、だまされたと思って週に1回だけでも走ってください。
そして、走ることの楽しさを感じてください。
自分の変化(飯がうまい、酒がうまい、体が軽い、目覚めがいい、体重が減る、考え方が前向きになる、等)に気づいてください。
前にも、書いたようにその時はゆっくり走ってください。ゆっくりです。
歩いても構いません。
それでもまだ走れないよ、という人は、レースに申し込んでください。
レースに出場するとなれば、「少しは、走らないと…。」という気になるでしょう。
でも、これは走るきっかけを作る手段です。
レースに出ることによって、「走る楽しさ」を経験してもらえればいいなと思います。
読んでくれてありがとうございました!
おしまい。
たのはしでした!