たのはしです。私はマンションの家主です。
いきなり、結論です。
賃貸マンションを建てるときの判断基準は
最悪の事態を受け入れられるかどうか!
これに尽きます。
始めた当初は、経験もノウハウも何もありませんでした。
身近に相談できるプロも、いませんでした。
賃貸マンションが完成して、17年目。
おかげさまで、安定した経営を続けています。
今現在も、満室です。
最初のきっかけは、住宅メーカーのA社が営業に現れたことでした。
祖父が作った会社を、3代目として当時から経営していましたが、それほど大きく稼いでいたわけではありません。
「会社の敷地に賃貸マンションでも建てれば、将来安泰かなあ。」などと、ぼんやり考えていました(笑)。
「マンション経営は楽に稼げる。」という、とんでもなく間違ったイメージを、この時は持っていました。
A社が提案してきたプランは、6階建ての鉄筋コンクリート造でした。
A社が建設中の賃貸マンションに、見学にも行きました。
私に提案してくれたプランと、ほぼ同じ規模です。
完成間近の物件で、最上階が広々としたオーナールーム。
見晴らしが素晴らしい!おぉ、VIPになった気分。(^^)/
そして賃料収入まで入ってくるとは!いいことづくめ!
ちょっと待て。
世の中そんなにうまくいくはずがない。
これが、賃貸マンション経営を本気で検討するきっかけとなりました。
この後、半年ほど私は自分なりに勉強したり調べたりしました。
図書館で関連する本を何冊も借りて、読みあさりました。
その時のことは後日、記事にしたいと思います。
それで。
最終的に、人生最大の大仕事をどうして決断できたのか。
それは一言でいうと
最悪の事態を認めることができた
からです。
つまり「最悪、自己破産だよな。もしそうなったら、仕方がない。受け入れるしかないよね。まあ、それも人生だよな。」と思えたからです。
言い換えると「覚悟」をすることができたからです。
「覚悟」したら迷いが消えて、「猪突猛進 」できるようになりました。
最大に起こりうるリスクをイメージして、それを受け入れることが決断できた理由です。
金融投資をする時の判断基準も、同じことが言えると思います。
大切なことを決める時には「最悪の事態」を受け入れられるかどうか、が鍵になると思います。
たのはしでした!