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【中学受験】二月の勝者 ドラマ 感想 5話

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たのはしです。中学受験ドラマ【二月の勝者】5話の感想をピンポイントで述べたいと思います。

40年以上も前のことですが(汗)、私自身も中学受験を経験しました。4校受験して2勝2敗です。第1志望校は残念な結果でした(涙)。

さて、5話のお話しです。

夏期講習が始まった初日の出来事。自習室で、男の子同士で取っ組み合いのけんかがあった。

片方の子は、父親が学歴偏重主義で、超がつくほどのモラハラ男。

もう一方の子は、双子の弟の方が成績がよく、自分は周囲から相手にされていないと思っている。

複雑な背景を抱えた2人の子どもが、けんかをしたものの、あることがきっかけで絆が深まったというのが、今回のあらすじです。

とにかく今回は、モラハラ父親役の金子俊貴さんのパワーが圧倒的に強すぎた!他が全てかすんでしまった感がありますね(笑)。

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ここからは私の感想です。

学歴偏重主義なのは、ドラマのモラハラ父親だけでしょうか。

世の中には学歴について偏見を持つ人が、少なくないと思う

学歴偏重主義について話します。今回のドラマでは、このモラハラ父親、かなり極端なキャラ設定でした。分かりやすい悪役です。しかし、心の中は、実はこのモラハラ父親と同じ思考回路の人が少なくないと思います。

中学受験の世界では、テストで点数がたくさん取れて難関中学に合格した子が、もてはやされます。その後の人生でも、偏差値の高い大学を卒業できれば、就職面でも収入面でも優位になれるというのが一般的な考え方です。

私も子どものころ、 成績で序列を作っていました

私自身も小学生のときは、「勉強ができるやつは偉い。成績が悪いやつは愚か者だ。」と思っていました。親からも「とにかく何でも1番になれ!」といわれていました。そして、自分より成績が悪い人を低く見ていました(涙)。

子どもは人生経験が浅いので、物事の見方が単純です。傷つけてしまった友達がいたかもしれません。すみませんでした。

その後、学歴に関係なく、仕事ができる人、お金持ちの人、幸せそうな人にたくさん出会い、私の偏った考え方は消えていきました。ボランティア団体に所属したり、趣味のサークルで人と触れ合うことが、いい影響を与えてくれました。

学歴について、私は以下のように受け止めています。

「テストで高得点を取れる能力」 は、ただの特徴

「学歴が高いこと」、つまり「テストで高得点を取れる能力」はただの特徴です。個性といってもいいでしょう。それ以上でも、それ以下でもありません。

高い学歴を得られる能力は、以下に挙げる能力と並列です。「速く走れる能力」や「絵を上手に書ける能力」「重いものを持ち上げられる能力」「遠くのものまで見える能力」「上手に歌える能力」など。

たまたま、「学歴」が今の世の中で役に立っているだけ

そして「テストで高得点を取れる能力」が、現代社会で最も役に立っています。ただ、それだけのことです。たまたま、今の世の中で役に立つ能力になっているだけです。

仮に今の社会が大きく変わり、原始的な生活を強いられたとしましょう。その時は、速く走れる人や、重いものを持ち上げられる能力を持った人が、称賛され、多くの収入を得ることができます。高学歴は、全く役に立ちません。

学歴は資格と同じです

他人を見る目が、学歴によって左右されてしまう人は、価値観を見直した方がいいかもしれません。学歴は資格と同じです。学歴は、経済的に安定した生活を送るためのスキルです。人格には影響しません。

自己肯定感が低い人は、学歴にこだわります。自分に自信がないので、他人の目を気にします。好きでもないブランド品を持ったり、車に興味がないのに高級車に乗ったりするのと同じです。学歴によって他人から称賛を得られると勘違いしています。

「横のつながりがある」社会に入ってみる

受験の世界は成績で区別される縦社会です。会社も上司と部下の関係ですので、同じ縦社会です。縦の社会では他人の評価が付きまといます。

一方、ボランティア団体や、趣味の集まりは利害関係がない横社会です。上下はありません。

いま、学歴が気になり、そして幸せが薄いなと感じているあなた!横のつながりがある場所を求めてください。何かが変わりますよ。

たのはし

今日は少し辛口のコメントになってしまいました(汗)。

私自身への戒めです。


最後までお読みいただき、ありがとうございます!

たのはしでした!