たのはしです。老後の資金が足りないという不安から、資産運用に注目する人がどんどん増えています。
私自身も、いろいろと金融の勉強して、少しずつ始めています。
たとえば
- つみたてNISA
- iDeCo
- 小規模企業共済
- 個人向け国債 変動10年
などを運用しています。
しかし!
残念ながら、「資産を増やしたい!」と思う私たちの生命は、永遠ではありません。
60代になったら、少しずつそういう意識を持ったほうがいいと思います。
つまり、遺される人たちへの思いやりをもった資産形成に移行していく。
その必要があります。
ずばり、結論をいいましょう。
現金を持て!
これ、めちゃくちゃ大事です。
究極の流動資産である「現金」。
60代になったら、現金の割合を少しずつ増やしましょう。
理由は簡単。
この2つ。
- 人が亡くなると、とたんに現金が必要になるから
- そして、流動資産の優等生「銀行の貯蓄」が、がっちり凍結されてしまうから
くわしく説明します。
60代からの資産は現金を増やそう 理由は2つ
人が亡くなると、とたんに現金が必要になるから
逝ってしまうと、悲しむまもなく、次から次へと高額な出費が続きます。
病院の入院手術代。お寺のお布施。葬儀代。
やらなくてはならないことが山ほどあり、考えている暇はありません。
クレジットカードで払うと、後の相続で面倒になります。
というか、お布施をクレカ払いさせてくれるハイカラなお寺は皆無でしょう。
とにかく、まとまった現金があると最強です!
流動資産の代表格「銀行の預金」が凍結されてしまうから
銀行の預金も役に立ちません。
逝ってしまうと、故人の銀行口座は全て凍結されます。
その直前に、おろせればいいのですが。
親がどこの銀行口座を持っているのか、知らない人は多いでしょう。
ましてや、キャッシュカードの暗証番号を把握している人は、何人いるでしょうか。
頼みの綱、生命保険も、受け取れるまで時間が必要です。
終活するぞ!と鼻息荒く宣ってみたものの、昔の写真整理を3年過ぎても終わらない人へ。(^-^;
まずは、まとまった現金を用意しましょう!
それが本当の家族思いのお父さん、お母さんです。
たのはしでした!