たのはしです。賃貸マンション経営をしている大家さんへ。
空室対策は大変ですよね。
管理会社から一本の電話。「1件、解約のおしらせです。」
この連絡が入るたびに、ため息が出ます。
「どのくらいの期間、空いてしまうのか。家賃下げないと、決まらないのか。」
悩みは尽きません。
そんなあなたに、秘策をお伝えします。
それほど難しいことではありません。
空室になったら、すぐ見に行ってゴミ、ホコリを掃除する
「なんだ、そんなこと?」と鼻で笑われるかもしれません。
しかし、これは盲点だと私は断言します。
あなたは部屋が空いたら、すぐに見に行っていますか。
「1件、解約の連絡が入りました。」
不動産会社から電話が入った時、あなたはどういう行動を取りますか。
「それでは、よろしくお願いします。」と返事をして、そのまま入居が決まるまで連絡を待つ。
という方が多いと思います。
以前は、私もそうでした。
前の居住者が退去したままの状態で、次の入居希望者に内覧されることになる
10年ほど前ですが、なかなか入居が決まらない部屋がありました。
家賃を下げても反応が鈍い。
「部屋に何か原因があるのかもしれない」と思い、念のため部屋の中を確認してみました。
部屋に入って、愕然としました。
キッチンの周りにはゴミが散らかり放題。
未使用のお茶漬け海苔が放置してあります(笑)。
窓際には、長い髪の毛やホコリのかたまりが、たまっています。
ベランダにも、ゴミが落ちています。
お亡くなりになっている小さな虫たちもいます。
部屋のクリーニングは、入居者が決まりそうになってから行うもの
不動産管理会社は、 退去してすぐには、部屋のクリーニングはしません。
なぜなら、早く清掃してしまうと、長期に空いてしまった時に、ホコリがたまってしまうからです。
それを防ぐために、入居が決まりそうなタイミングで、部屋のクリーニングを手配します。
つまり、大家さんが何も手入れをしないと、前の住人が引っ越したときの状態で、次の入居希望者に内覧されることになります。
簡単に掃除するだけでOK! 難しいことではない
とはいっても、ピカピカに掃除する必要はありません。
部屋を見にきた人が、気にならない程度の清潔さを保っていれば、問題ありません。
30分もやれば、OKでしょう。
あなたが入居希望者になったつもりで、空き部屋に入ってください
そんなことやっても、入居者は決まらないんじゃないの?と思う大家さんもいるかもしれません。
そんな方は、自分が入居希望者になったつもりで、部屋に入ってください 。
その時の気持ちで、そのあとの行動を決めてください。
入居率アップの参考になれば、うれしいです!
たのはしでした!