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【中学受験】二月の勝者 ドラマ 感想 3話

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たのはしです。中学受験ドラマ【二月の勝者】3話の感想をピンポイントで述べたいと思います。

40年以上も前のことですが(汗)、私自身も中学受験を経験しました。4校受験して2勝2敗です。第1志望校は残念な結果でした(涙)。

さて、3話のお話しです。

塾でトップの女の子が、そこでは物足りなくなった。そして、もっと上を目指して、レベルの高い塾に転籍しようとする。

しかし、そこでの成績は下位になってしまい、自尊心が失われてしまう。結局は元の塾に戻ってくる。というストーリーです。

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ここからは私の感想です。

中学受験生活では、親が無条件の愛情をそそぐことが特に大切です

今回のテーマは 「鶏口牛後 」ではない

3話の趣旨は「鶏口牛後となるなかれ」のように、思われてしまいがちです。

「鶏口牛後」とは?

大きな集団の末端にいるよりも小さな集団の先頭に立つことを重んじるべきという意味のこと。

weblio辞書より

しかし、私はもっと別のところに注目しています。

この母親は、子どもの存在自体を愛していない、もしくは愛情の表現が不足している

今回、主役の女の子(花恋ちゃん)は勉強をどんなにやっても、満足することがありません。放っておくと、夜中まで勉強します。シャーペンで自身の太ももを傷つけるシーンがありました。

そして後半のクライマックスでは、こんな場面がありました。

花恋ちゃんの母親

(涙を浮かべて)ママがあなたのこと、どれだけ心配していたか、わかってほしいの。

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「なんで、ママが泣くの?私、ママを泣かせるようなことした?なにか悪いことした?なんで?なんで?」(といいながら、号泣する。そして親子で抱き合う。)

ここで、あなたに考えてほしいです、母親の言葉について。

「どれだけ心配していたか、わかってほしいの。」というのは、いかがでしょうか。

母親は「わかってほしいの」ではなく、我が子の気持ちに共感することが、最優先です。自分の気持ちなんて、どうでもいいのです。

自分の子どもがいま、どういう気持ちなのか理解しようとすることが大事です。花恋ちゃんは、母親からの無条件の愛情を感じることができていません。

母親からの愛情が感じられないのは子どもにとって、非常に大きな不安になります。この不安が根っこにあるから、勉強をやめられないのです。母親に認めてもらうために、花恋ちゃんは無限に勉強をやり続けます。

ドラマの中では「立派な母親」という位置づけになっていますが、違います。父親は仕事で不在のようです。この機会に、両親で子育てについて、見直すといいと思います。また、親自身に不安やストレスがないか、自問自答してほしいです。

(話はそれますが、母親役の高岡早紀さんは存在感ありましたね!)

たのはし

中学受験の生活では、親は「条件付で」子どもをほめてしまうケースが増えてしまいます。

勉強しているときだけ、お子さんをほめていませんか?

成績がいいときだけ、お子さんをほめていませんか?

中学受験に挑戦していること自体、素晴らしいことです。勉強しないで遊んでいるように見えても、お子さんの心の中は、葛藤でいっぱいになっています。

そんなお子さんの存在自体を認めてあげることが大切です。それができるのは親だけです。

さぼっているように見えても、子どもは間違いなく頑張っています!


最後までお読みいただき、ありがとうございます!

たのはしでした!