たのはしです。ランニングの疲労度を簡単に知る方法とは?
さっそく結論を申し上げます。
朝、目覚めた時の体の状態に神経を集中させる!ことです
レースに向けて、練習を積んでいくと疲れがたまってきます。適度な疲れは、回復したときに実力をさらに向上させてくれます。(これを超回復といいます。)
しかし、あまりにも疲れがたまり過ぎてしまうと故障につながる恐れがあります。これを予防するには「自分がどのくらい疲れがたまっているのか」を知っておくことが大切です。
あなたは「自分の体のことぐらい、自分でわかるでしょう!」と思うかもしれません。しかし、そう簡単にはいきません。灯台下暗しです。自分の疲労度を惑わせる多くの要因があります。
1,コーヒー、お茶、栄養ドリンクに含まれるカフェインによって、元気が出てしまう。
2,レースが近づいてくると、気持ちが高ぶって、元気が出てしまう。
3,ライバルが頑張っている姿を見て、刺激を受けて、元気が出てしまう。
4,テレビのマラソン中継を観戦して、その気になって、元気が出てしまう。
「元気が出ること」は、練習の励みになります。が、その一方では、体の疲労感を麻痺させてしまうという落とし穴があります。
しっかり睡眠をとった直後は、心も体も一番自然な状態といえます。いいかえると、朝が一番自分に正直な状態です。朝は心も体もニュートラルです。目覚めて、起き上がった瞬間「体がだるい!」と感じたら要注意です。
しっかり睡眠をとれば、本来は疲れが取れているはずです。朝、体がだるく感じるのは、疲れがたまっている証拠です。
上級者ランナーでは、疲労がたまっているのを承知して、あえて追い込んだ練習をする人もいますが。。。
いずれにしても、「自分の体が今、どういう状態なのか」「疲れがどのくらいたまっているのか」をしっかりと把握しておくことは、大切です。
効果的なマラソン練習を継続したいと思っているあなたへ。朝、目覚めた時の状態に着目することは、いいことだと思います。
たのはしでした!