たのはしです。賃貸マンション経営していて、必ず経験するのは「家賃交渉」です。
大家さんは、判断に悩みますよね。
更新時よりも、入居時に相談されることが圧倒的に多いです。
そんなときあなたは、どのような対応をしていますか。
この記事では、家賃値下げ交渉について、私の対処法をお伝えします。
悩み多き大家さんたちの参考になれば幸いです。
まずは、ポイント4つを挙げてみます。
- 相手の気持ちを探るより、まずは自分の考えをしっかり持つ
- 値下げ交渉の連絡が入ったら、迅速に決断する
- 値下げの家賃が受け入れられるかどうか、基準を持っておく
- 1週間以内に契約してくれれば、という条件を提示する
詳しく説明していきます。
入居希望者からの家賃値下げ交渉の対応の仕方 4選
相手の気持ちを探るより、まずは自分の考えをしっかり持つ
「主導権は自分にある」ということをしっかり意識することが、大切です。
入居希望者に逃げられることを、恐れていてはいけません。
大家さん側も、住みよい環境を提供するわけですから。
立場は対等です。
値下げ交渉の連絡が入ったら、迅速に決断する
不動産会社から値下げ交渉の連絡が入ったら、できるだけ早く回答しましょう。
引っ越しする人は、とても忙しいです。
荷物整理、トラックの手配、住民票・郵便などの変更、仕事の引継ぎ等。
新居を探す時間がなくて「今日中に決めたい」という人もいると思います。
大家さん側が迷っているうちに、他の物件に決まってしまうのは、もったいない話です。
値下げの家賃が受け入れられるかどうか、基準を持っておく
新築時の家賃を基にして、いくらまでディスカウントできるのか。
自分でおおよそ決めておくことが大切です。
できるだけ多くの要素を判断の材料にしてください。
世の中の景気はいいのか、いまは入居の繁忙期か、その部屋は長く空いているのか、他の部屋も空いているのか、近隣のライバル物件は満室か。など。
そして、最終的にバシッと決めてくださいね!
1週間以内に契約してください、という条件を提示する
入居希望者の中には、値下げ交渉しておきながら、他の物件をまだ物色している人もいます。
つまり「物件をストックしている」状態です。
大家さんとしては、これを何としても防がなくてはいけません!
大家のプライドに傷がつきますので。
私の場合、こうします。
値下げの条件として「1週間以内に正式に契約してください」と要望します。
入居日は遅くてもいいので、契約だけ早くしてもらうようにお願いしています。
(入居審査があるので、実際は1週間以上かかりますが。)
「必ず入居してくれれば、家賃を下げます」という姿勢を、大家さんは明確に出しましょう!
たのはしでした!