たのはしです。斎藤茂太さんの遺作「自分らしく生きて、死ぬ知恵」を読みました。
2010年に出版された本です。
還暦が近づいてきたら、ぜひ読んでみるといいです!
人生の坂道を、上手に下りていく方法がわかりやすく書かれています。
心温まる人生のエッセンスが満載の本です。
今日は、その中の1つだけをピックアップしてお話しします。
ランナーにも、役立つ内容になっていますので、ぜひ最後までお読みください。
今日、取り上げるところは
屈託のない「遊び」のすすめ
という小見出しの部分です。
その内容を簡単にまとめると、下の通りです。
人生には「遊び」があったほうがいい。
「遊び」とは、以下の3つの条件を満たしたものである。
- 自分が思ったときに自由にできること
- 非日常であること
- 利益と結びつかないもの
もう少し詳しく述べてみます。
人生にちょっとあるといい「遊び」の条件は3つ
1、自分が思ったときに自由にできること
私は、ランニングが趣味です。
25年以上続けています。
いつでも、どこでも自由にできることは「遊び」の大切なポイントです。
2、非日常であること
日々働いている私たちは、休みの日が非日常です。
これが逆になったらどうなるか。
休みの日が日常になり、仕事の日が非日常になります。
↑この表現は何気に深い意味がありますね!老後の幸せをつかむための大きなヒントになります。
3、利益と結びつかないもの
「利益を得る(お金を稼ぐ)行為」は日常です。
だから…
公営ギャンブルはいくら熱心に研究しても非日常にはなりません。
↑この内容も、なるほど!と思いました。
私は、時々馬券を買います。
レースを見ている時だけは、エキサイティングな気分になります。
でも終わった後に、心がリフレッシュしたことは、一度もありませんでした。
その理由が分かった気がします。
ランナーのかたへ。
ランニングがつまらなく感じるときは「非日常になっているか」を確認するといいです。
変化をつけると非日常になるかも。
例えば
コースを変えたり、スピードを変えたり、距離を変えたり。
朝ランを夜ランにしたら、リフレッシュするかもね。
マラソン大会に参加すれば、完全に非日常になるよ!!
たのはしでした!