たのはしです。私はマンションの家主です。
賃貸マンションを建設したい人へ。
基本的な心構えを今日はお話しします。
始めた当初は経験もノウハウも何もありませんでした。
身近に相談できるプロもいませんでした。
そして始めてから19年目。
おかげさまで、安定した経営を続けています。
今現在も満室です。
マンションを建てる際に、建設会社2社からプランを出してもらいました。
まずは営業に現れたA社。6階建ての「鉄筋コンクリート造」。
もう1社は、私が選んだB社。提案してきたのは3階建ての「重量鉄骨造」。
B社は住宅展示場に見学に行った際に、物腰の柔らかい応対をしてくれました。
しつこい勧誘もなく好感が持てたのです。
ホームページから資料を取り寄せて、営業の方に来ていただきました。
そして。
A社の見積金額は、B社の約2倍高かったです。
2社から提出された「収支計画表」を会社の顧問税理士に見せてアドバイスをいただきました。
その回答は
A社のプランはお城を建てるイメージですね。B社の方が現実的だと思いますよ。
とのことでした。
税理士の意見を参考にしながら、私自身が納得するまで比較検討しました。
また、同時にいくつかの銀行にも融資の相談をしました。
普段付き合いのない銀行は
頭金に○千万円必要です。
などと言われてしまい、話になりませんでした。
当時の銀行のトレンドは「貸し渋り」。
不良債権処理が問題になっており、どこの銀行も貸すことに慎重になっていました。
結局、会社で長く付き合っている銀行しか選択肢がありませんでした。
銀行は担当者によって、対応が全く違います。
担当者はだいたい3,4年で変わります。
ラッキーなことに。
この時は、大変優秀な方が当社の担当になっていました。
そこそこ現実的な金利を提案してくれました。
そして建設会社との折衝。
きっと営業目標があるのでしょう、早く契約するように迫ってきます。
ここで、言いなりになってはいけません。
この駆け引きには、神経を使いました。
金融のことなど勉強したこともなく、素人だったのですが、私なりに頑張りました。
この時、心に決めました。
建設会社や銀行の協力なしでは、この事業は成立しない。
でも、お金を出すのは私以外の誰でもない!絶対に主導権は私にある。
他の人のいいなりには絶対にならない!
覚悟を決めると人は強くなれます。
一生を左右する、マンション経営プランです。
全精力を注ぐことを決心しましょう!
たのはしでした!