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【意味ない?】「投資信託のドルコスト平均法はリスク分散になる」は嘘か?本当か?

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たのはしです。投資信託の「ドルコスト平均法」についてお話しします。

「ドルコスト平均法」。つみたてNISAやiDeCo口座で運用している方は、耳にしたことがあるかもしれません。

「ドルコスト平均法」とは

一度に多額の投資を行うのではなく、積立投資信託のように、少額・定期定額で投資を行うことで、時期による値動きに応じて、価格が高い時期には少なく、価格が低い時期には多く投資を行うのが「時間(時期)の分散」(ドル・コスト平均法)の手法です。

金融庁のHPより 

そして、多くの人がこの「ドルコスト平均法」はリスク分散、リスク低減になるといいます。

いつも勉強させていただいている、両学長のリベ大HPでもリスク分散できると明言しています。

初心者におすすめのドルコスト平均法で投資すれば、タイミングを誤り高値掴みしてしまうことを避けられます。ドルコスト平均法とは、資産を一度に購入せず、分割して均等額ずつ定期的に継続して投資することです。毎月買っていけば平均が狙え、リスクを分散することができるのです。

リベラルアーツ大学HPより

一方、私がいつも参考にしている山崎元氏の主張は全く異なります。

どのような買い方をしたとしても、同じ対象を買う限り、それぞれの時点のリスク・リターンについて有利不利はない、というのが大まかな結論だ。いつ、いくらで買ったものであっても、同じ時点で同じ対象を保有しているなら、保有している金額に対する収益率の動きは同じであり、有利も不利もない。この観点で考える限り、ドルコスト平均法は有利でも不利でもない。

楽天証券 トウシルより

今まで、山崎氏の言っていることがいまひとつ理解できませんでした。

そして、このトウシルのコラムをじっくり読んでみて、ハッと気づいたことがあります。

それは。。。

「ドルコスト平均法がリスク分散になる」という意見は、上げ相場と下げ相場が混在するという前提で述べられています

でも、この前提が間違っています。なぜなら、将来の相場は誰にも予想することができないからです。

この矛盾に気がついたら、山崎元氏の考え方がストンと腑に落ちました。

仮に、ずっと株価が変わらず、売却時にいきなり下落すれば、結果的にリスク分散にはなりませんよね。

そして「ドルコスト平均法」のリスク分散について、私なりの考えは以下の通りです。

もし、投資期間中に上げ相場と下げ相場が混在する場合、「ドルコスト平均法」はリスク分散の効果があるかもしれない。でも、それは確実ではない。

確実ではないが、過去の実績からすると、長期にわたる「ドルコスト平均法」の投資は、結果的にリスク分散になる可能性が高い。

そして、まとめ。

「ドルコスト平均法」について 私の結論

結果を見ないと、リスク分散の効果があるかどうかわからない「ドルコスト平均法」。

理論的には、リスク分散の手法としてふさわしくない。

ただし過去の実績からすると、結果的にリスクの大きさがマイルドになる可能性が高い。

「ドルコスト平均法は気休めにすぎない」と言い放つ山崎元氏。おそるべし(汗)。

たのはし

私は投資については素人なので、これが適切な考え方かどうかわかりません。

間違えていたら、どうぞ反面教師になることでご容赦ください(汗)。

そして、このブログの内容にかかわらず、投資は自己責任でお願いします。

【2022年5月11日追記】

5月10日、とてもいいタイミングで「両学長 リベラルアーツ大学」がYouTubeで取り上げてくれました。

まるで、このブログに回答していただいたかのようです(汗笑)。

少し難しい内容だったので、何度も繰り返して視聴したいと思います。


最後までお読みいただき、ありがとうございます!

たのはしでした!