たのはしです。私は賃貸マンションの大家です。新築から20年ほどになりますが、おかげさまで現在でも満室の状態を維持しています。
賃貸マンション経営を20年もやっていると、管理会社に全てお任せしている状態になりがちです。この記事は、そんな人へのメッセージです。
この記事を読むと、自分の物件をきれいに維持するきっかけになります。ぜひ、お読みください。
賃貸マンション管理 大切な行動とは
この記事で私が申し上げたいことは、この1点に尽きます。
月に1回、自分の物件のゴミ拾いをする!です。
あなたは、自分の物件をどのくらい見ていますか。
「管理会社が、しっかりチェックしてくれているから、見なくても大丈夫。」とお考えの方へ。
もちろん、優秀な管理会社に委託していれば、安心かもしれません。しかし!
どんな管理会社よりも、しっかり目が届くのは物件の持ち主、つまり大家さん以外の誰でもありません。
その物件に自分が住んでいるから、といって安心できない。
「自分自身が、その物件に住んでいるから大丈夫」という大家さんにも注意が必要です。
灯台下暗し、いつもその場にいることで安心してしまい、かえって物件の状態を細かく確認しない場合が多いと思います。
月に1回だけ、ごみを拾うだけで必ず効果があります。
月に1回だけでも、床や物件の周りのゴミ拾いをすると効果的です。ゴミを拾ってきれいにすることが目的ではありません。建物の状態をチェックできるのが、いいのです。
私の場合、月に2回物件の床そうじをしています。(簡単なそうじです。)
管理会社の毎月の報告書は「異常なし」ですが、よく見ると壁に薄くひびが入っていたりします。窓際の壁に黒い水滴が垂れた跡を発見したこともありました。
建物の老朽化は、少しずつ始まります。その気配を敏感に感じることができるのは、大家さんだけです。なぜなら、その物件のためにお金を出しているのは、唯一大家さんだけだからです。
その物件の価値が薄れた時に、最終的に責任を取るのは大家さんです。管理会社の人ではありません。
賃貸マンション経営で、肝心なのは「自分責任論」です。
その道のプロ(銀行や不動産会社)に、サポートしてもらうのは当然のことです。
ただし「お金を出しているのは、大家ただ一人である」という事実を忘れてはなりません。
たのはしでした!