たのはしです。新NISAが2024年1月から始まりました!
投資初心者は、本を読んで学ぼうとしている人が多いでしょう。
この記事で私が言いたいのは、この一言
1冊の投資本だけ読んで、それを信じるのは危険だ!
この記事を読めば、新NISA、iDeCoを安全に活用するためのヒントになると思います。
※投資は自己責任でお願いします(^-^;
↑ これが、私がおすすめしない本です(笑)
理由は以下の通りです。
- コスト1%ほどの投資信託が、おすすめとして多数紹介されているから。
- 「多くのアクティブファンドは、インデックスファンドに勝てない」という大事な事実が書かれていないから。
- 年代別の商品の組み合わせが紹介されているから。
- iDeCoの受け取り時に課税される可能性があることにふれていないから。
順番に説明します。
この本を私がおすすめしない理由
コスト1%ほどの投資信託が、おすすめとして多数紹介されているから。
2024年2月現在、コスト0.1%程度の投資信託は たくさんあります。
山崎元さんも「0.5%を超える投資信託のコストは高い」と明言しています。
この本では
ズバリ!プロが太鼓判をおす「投資信託」はこれ!
という誘い方で、1%を超える商品を何点も紹介しています。
これには疑問を感じます。
コスト1%超えの商品は、地雷です。
(コストが高い商品は、証券会社が もうかります。)
「多くのアクティブファンドは、インデックスファンドに勝てていない」という大事な事実が書かれていないから。
この本では、「インデックス型とアクティブ型は一長一短」というようなことが書かれています。
しかし、多くのアクティブ型はインデックス型の成績に負けています。
コストもアクティブ型のほうが圧倒的に高いです。
私のような投資初心者でも、知っているような大事な事実が 記されていないのは残念です。
年代別の商品の組み合わせが紹介されているから。
年代別、性別、収入別、性格別でポートフォリオ(商品の組み合わせ)を決める。
これは気休めです。
タイプ別に適した投資商品など存在しない、と山崎元さんは断言しています。
そんなことに関係なく いい商品はいい、ダメな商品はダメ。ということです。
タイプ別に商品を紹介するのは、証券会社の販売戦略だと理解したほうがよさそうです。
iDeCoの受け取り時に課税される可能性があることにふれていないから。
この本では「イデコは受け取り時にも節税効果が期待できる」と書かれています。
控除が使えるということで、このような表現になっているようです。
しかし、実際の受け取りかたによっては、大きく課税されてしまう恐れがあります。
「節税効果が期待できる」よりも「課税される可能性がある」と書いたほうが親切です。
最後に私がおすすめする本を1冊紹介しますね。
超有名な本なので、いまさらですが(汗)。。。
たのはしでした!