たのはしです。中学受験ドラマ【二月の勝者】7話の感想をピンポイントで述べたいと思います。
40年以上も前のことですが(汗)、私自身も中学受験を経験しました。4校受験して2勝2敗です。第1志望校は残念な結果でした(涙)。
さて、7話のお話しです。
学童の代わりに、中学受験塾に通っている男の子の話。
受験するつもりがないようで、勉強に対する意識が低い。自習室でも遊んでいて、他の生徒に迷惑をかけている。
夏休みの大事な時期なので、トラブルが大きくなってしまう。結局は退塾して、上の階の同系列の個別指導に通うことになり、丸くおさまる。
他にもいろいろな場面はありますが、メインのストーリーはこんな感じです。
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ここからは私の感想です。
主人公の男の子は、全く悪気がありません。そして終始、屈託のない笑顔をふりまいているので好印象をもってしまいます。一緒に観ていた家族は「かわいい!」とまで言っていました。
でも冷静に考えれば、いい迷惑です(笑)。自習室で勉強している仲間にゲームの話しをして邪魔したり、コーラをまき散らしたり。。。
もし私が、この自習室で勉強していたら「どっか行けよ!」って言ってしまいそうです(汗)。
一方では、橘先生が言うように「遊び盛りの小学生が、毎日塾に通っているだけでもすごいこと」だと思います。
成績がいい、わるいは別にして、中学受験という大きな壁に立ち向かっている子ども達は、全員かっこいい!と私は思います。
塾に通わせているお父さん、お母さんには、頑張っていること自体を認めてあげてほしいですね。
余談ですが、精神的にまだ幼い子どもは中学受験に向きません。国語の物語文などでは、登場人物の心情をはかり知ることが難しいです。
「微笑みを浮かべながら、ほほを涙が伝った」この時の主人公の気持ちを30字以内で述べなさい。
などと問われても、ピンとこないと思います。幼いお子さんは伸びしろがあるので、高校受験で頑張るべきです。
そして子どもに音楽を聴かせるなら、童謡よりあなたが好きな曲が効果的です。ユーミン、ミスチル、サザン、いきものなど。5歳ぐらいから大人の歌詞に触れておくといいです。
その時は意味がわからなくても、いずれ中学受験に役立ちます。「ぞうさん、お鼻が長いのね」を知っているだけでは、中学受験の物語文に太刀打ちできません(笑)。
「ませた子ども」は中学受験に強いです(笑)。
そして、最後に再登場したモラハラお父さん(金子貴俊さん)のパワーがまたも炸裂しました。おかげで、それまでのストーリーが全部吹っ飛びました。すごい迫力です。
次回がますます楽しみになりました。
たのはしでした!