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50代で入る掛け捨て死亡保険ってどうなの?

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たのはしです。今日カーラジオで、掛け捨て死亡保険のコマーシャルをやっていました。一見、とても安いです。

ペンギンさん

「死亡保険金100万円、54歳女性、何と月々480円!」

1年間契約の掛け捨て保険のコマーシャルです。

これって本当に得なのかどうなのか。ちょっと考えてみました。

掛け捨て死亡保険を考えるときに、私が注目した条件

1,亡くなった時に100万円がもらえる

2,54歳女性が1年間に亡くなった割合は0.20%(2019年のデータ 引用元:厚生労働省)

3,掛金は月々480円

この3つの条件を使って計算してみました。 「54歳女性が1年間に亡くなる割合は0.20% 」を言いかえると「54歳女性の500人のうち1人が、1年の間にお亡くなりになる」ということになります。

仮にこの500人が、全員この掛け捨て保険に加入したとすると、全ての掛け金は

480円×12カ月×500人=288万円です。

この500人のうち、亡くなった1人が掛金を総取りすると、288万円ゲットだぜ!となります。

おや?しかし、死亡保険金は、100万円ポッキリでしたね~(^-^;

なぜなのかしら?消えた188万円は胴元(保険会社)のポケットに入っていったということになりますよね。

競馬ですら、当たった人に70%還元されるというのに。

もちろん、実際はもっと複雑な計算だと思いますよ。でも、生命保険の判断をする場合は、できるだけシンプルに考えた方がわかりやすいです。

保険の仕組みをぐじゃぐじゃに複雑にして、契約者の脳みそをフリーズさせることが、保険会社の作戦だと私は思っています。(あっ、今回例に出した保険はシンプルでわかりやすいですけどね。)

「自分がこの1年で亡くなった場合、100万円が絶対に必要」という人以外は、入らなくてもいいんじゃないのかな。。。っていうのが私の結論です。その分、貯金した方がよっぽどいいです。


最後までお読みいただき、ありがとうございます!

たのはしでした!